生きとし生ける者全て、使命を持って産まれてくるんだと私は思う。 ただし成すべきことを本人が理解できるかどうかはまた別の話。運良く到達したとして、運悪くビルから飛び降りたあとだったら意味がない。 その点、私は幸せ者だ。 /2019年製作。自殺がテーマのアンソロに寄稿予定だった作品です。
対岸の火事を見ている。それはことわざでも比喩でもなく、小高い丘に腰を下ろした喜多は、眼下に広がる民家がもうもうと煙を上げて燃えさかっているのをただ黙って見つめていた。/2018年製作。聾唖の女性と恋をするお話です。ややグロテスクなシーンがあります。
元ウイルス研究員の王天明は、US国諜報局にスカウトされスパイになり、C国WUHAN研究所に潜入した。 現在世界中でパンデミックを起こしている武漢ウイルスを拡散させた張本人として、悩み苦しみながらも、証人台に立つ事を決意した王天明の波乱万丈な運命。
学園生活シリーズの新作にして、毎度おなじみのサイドストーリーである。 今回は最大のテーマを『原点回帰』としている。 今回の主人公は高校2年生の高野ミウとした。 高2といえば、初代の学園生活ではミウがナツキに 口説かれてボリシェビキに入るのだが、今回はそれがない。 高野ミウには過去作品のような強大な権力がなく、 根暗な美少女として学園生活を送る様を描く。 主要なテーマは、 『恋愛』 『女子のいじめ』 『美術部』 『強制収容所』 であるが、はっきり言って今までの作品と大差ない。 特に『序章 そのいち』~『序章 そのさん』までは、つまらないので読む必要がない。 『本編』と書かれた話数から読んでほしい。
久しぶりに「死にたい病」が出たので書きました。 千葉県布良の浜は、布良星(めらぼし=カノープス)の見える北限です。 また、この地には海で死んだ漁師が寂しさのあまり、赤い恨みの星になって人を呼び寄せるのだと言う伝説があります。 連続する不審死はこれに関係するのでしょうか? ミステリー・ホラー。