今君が見ている夢を 僕は見たのかも知れない
全33話完結です。
眼の前で不意に教室の扉が開き 「おはよ」 と、にっこり頰笑まれた時
『君はただ、君だけを肯定しさえすればいい』 「運命愛、ニーチェの受け売り?」 「いいや、違うさ。ただ、知ってほしくて。運命の人も、親も、親友も、子どもも、君のことをどこまで行っても完全には理解できない。人は人。でもね、君は君なんだ」
ぼくはきみを振り返った そしてリンゴを指差した きみは不思議そうに頬笑んだ 何も見えないよと頬笑んだ
様々な経験と体験を経て、絡まった糸を解き放していくソテツとマイカを主人公にした熱い小説。 ※腐向け要素,独自設定があります。 ※ 本作品は『ブラックスター -Theater Starless-』の二次創作物になります。