舞台は現代の東京。『イデアリスト』と呼ばれる少年少女たちが、己の理想世界を追いかけるライトノベル。彼らは『イデア・エフェクト』という精神波を生み出し、人々に己の理想を波及させる力を持っていた。主人公である少年『切辻練吾』の理想は、強姦魔や殺人犯を撲滅すること。ヒロインである『マリィ』の理想は、悪人に束縛される全ての弱者を救出し自由を与えること。 それぞれの理想は全く異なり、誤解し合い、争いながら成長していく。そんな中、東京中を無法地帯に陥れようとする悪のイデアリストが現れ、主人公たちは彼らと対立していく。
どうして産まれてきたの。どうして産まれてしまったの。そう問いかけても、きっと無意味に霧散するだけ。 人喰いの魔女は、しかしその子を忘れることはできず、町に繰り出し、人を喰う。
彼は知っていた。 自分がいつか殺されるために生かされていることを。 強い暴力表現を含むため、十五歳未満の読者の閲覧を禁じる。
国が極秘で行なっていた異世界の召喚。 呪われた牢獄で死んだ数百人もの兵士の命と首。 死んでも死に切れない異世界で... -ただ鎧は彷徨い続ける
「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』 夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整をしていた。 だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。 スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。 勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。 ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。 勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。 世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。 帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」 これは復讐劇なのかもしれない。 誰の? 誰への?
あらすじ: 部屋に追い詰められた男は、カメラに向かって語る。事態の経緯を。しかし、それは……。 備考: Twitterで開催している「300字ss」に参加した際に書いた作品です。 お題は【色】。 超! のつく短編です。 ちょっと気持ち悪いお話。 さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考: 新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。 http://twitter.com/drawingwriting
ダーン、という激しい音とともに木製のドアが蹴破られ、ごついS&Wのマグナム拳銃を持ったオオカミが室内に押し入って来た。薄汚れたデニムのズボンに、元は白かったであろうTシャツを着ている。灰色の毛に覆われた顔面に、二つの目だけがギラギラと光って......
2作目の推理小説です。但し1作目の2次創作品になっていますが、こちら方が少し深いかもしれません。人間の奥底を啜るような味のある作品にと考えてみました。 お湯を注ぎ、このミステリーを読み終えた頃には「少し硬めのカップうどん」が出来上がっていることだろうと思います。 多分世の中には似たり寄ったりの作品があろうかと思いますが、自身のオリジナル作品として投稿しております。
死して力を得る。それが私たち、花の娘たちのチカラ。 死ねば花は枯れ落ち、やがて実を結び異形を成す。 花たちは力を得るために花粉をその身に受け入れ、死ぬための準備をしている。 そのことが、私はとてもじゃないけれど許せなかった。
フィンランドからやってきた「僕」は、研究所で働く「西野さん」と、交換日記をはじめた。「僕」を日本へ連れてきたのは「西野さん」だった。日本に来て感じたこと、そして「西野さん」やまわりの人への思いを、「僕」は黙々と言葉にしていく。この小説は5月24日に投稿しましたが、内容を大幅に変えて投稿しなおしています。短い小説ですので、さらりと読んでいただけると思います。ちょっと謎な話を読みたい方におすすめします。この小説は「小説家になろう」「エブリスタ」にも投稿しています。