時は1999年世紀末。ノストラダムスに予言された人類滅亡の日が目前にせまり、 中田がセリエAで目覚ましい活躍をしていた頃。 癌患者である僕の神奈川県鎌倉市にあるとある病院での日々の出来事。 体力と気力の問題もあり、一話原稿用紙一枚以内の縛りを設けています。
彼女は海岸できれいに水に洗われたガラスをひろう。それを二つの指で持ち、眺めると景色がきれいに見えた。しかし、その指に不思議な力が宿る。
雨よりは晴れていた方が好きですが、カフェの窓から雨を見るのは好きです。 雨音響く薄暗い店内は、別世界に迷い込んだような心持ちになります。