【あらすじ】 飼い主の思い通りの夢を見せてくれる夢鳥。夢鳥を飼い始めた青年は、やがて夢に執心するあまり夢を見たまま帰らぬ人となった。青年の弟、暁生(かつき)は亡くなった兄の部屋で、鳥飼いと名乗る男に出会う。生前の兄に夢鳥を貸した鳥飼いは、鳥がまだ兄の部屋にいると言う。しかし、暁生は一度も夢鳥の姿を見たことはなく、鳥の声も聞いていなかった。
【合わせ鏡】 正面の鏡は未来の“私” 後ろの鏡は過去の“私” ___本当の私は何処にいる___
彼と彼女の出会い。
世界には噓つき人間が多いです。 騙されていた事に気づいた私は、怒りを込めてその嘘を暴きます。