ご隠居、使っていた物を使わなくなったから、売っ払っちまう、なんて事が流行のようだよ。八つぁん、それは箪笥の肥やしになるより、結構な事じゃないかい…、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。
吾はとうとう家の柿の木にたどりついて、実の中に閉じ込められた。その柿の実がもがれ、どうも干し柿にされそうだ。吾の運命やいかに。
(クイズ、それは、謎解き、悩み考える事で脳が活性するとか、しないとか、何れにしましても、老若男女、一億総勢、クイズなるものが、昨今のブームの様でして)…、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。
閑古鳥の探偵事務所が請け負うのは、探偵業ではなく裏役人業。 片田舎にて探偵事務所を営む男、スレイヴと、そのメイドのアネモネは、帝国の役人から今日も厄介な仕事を押し付けられる。 魔石の捜索、孤児院の裏側潜入、政治家の裏取引————国の都合で表ざたにできない面倒仕事を今日も請け負う。