乙女心

この季節が乙女心に生まれ変わる春への憧れに、胸がときめき地球の自転と公転運動を促している。
乙女心は春の爽やかな陽気を受けて青春を全身で走る。大人のエレガントさを身に備えた美しい女性に変身する、この天使を忘れさせてはなりませぬ。
宇宙に北極星を浮かべた少女は愛とは一体何なのかと、人体の模型を周回するエキスに神の手の跡を認めずにはいられない。
夢に憧れる少女は、青い無尽蔵の大海の快感を感情に表したキャンパスに絵を真剣に描いている。
この未来の明るい希望は神を愛した少女の手の中に、無限の才能を含有したというのでしょう。
少女はキャンパスをそっと抱きかかえて、山の頂上から飛行船を天空にふんわり浮遊させて、丸く青い地球を眼下に見渡して地上の明星を見つけにいくのです。
夜空には青く星々がほの白く輝き満天の清らかさの中を上昇していく、明星の御体を神の子はじっと見つめていたのです。
天空からは神のみぞが見る事ができる青い地平が広がり、マリアは天上のアリアを柔らかく歌い、天を翔ける流麗なラインを少女にこっそりと告げた。その時、飛行船は神の操縦によって天へ一直線にまっすぐ飛翔していくのです。
この天空に飛行船が描いて作りだす虹色のラインが偉大な啓示の意味を教える。そして少女の頭上には神の偉大な姿が究めて神々しく光り輝き愛にただ優しく包まれて、全人生がゆるやかに美しい意味を持ち始めた。
神の光り輝やく究極の愛の天に昇る目映さに、私は天の時空の計り知れない意図がわかり、自然に流れるままに神の御言葉が創造されていくのです。
青空には神の御言葉がうっすらと姿を現して、辺りから大きく暖かい声が聞こえる。
神は熱情的な威厳を持ち、大きな愛の手で少女の体を暖かく握り甘く人体を溶かしていく。
少女は神の手の感触に全てを許す全人的な愛を感じている。この未知なる初体験にうわーっと泣くのです。
神は意図的に計らずとも少女を泣かしてしまったというのですか。
少女は昇天し続ける愛で、光り輝く神の手の中にうっすら包まれて、ーつの人の心身が脱逸していき宇宙にふんわり溶けていくのです。
薄らいで昇っていく天空に神の思想の中を安らかに浮遊している。
神の想像した一つのカノンに集約されて、宇宙の無限の憧憬へと飛び立ち、全く神の超越した発想にときめき彼方に飛翔していく。
そして私の心身の素粒子の一つ一つが神の思考をしている。
この驚異の感覚に神の思考と私の素粒子が融合して、思い描いた一つの夢の世界が想像した通りに現実化していった。
神が素粒子を自由自在に動かして、無限となった私に、無限を超越した宇宙を創造させていた。
この世界で一人ぼっちになった孤独の中に、ただ無限の素粒子が創造した深遠で広大な宇宙を見つめている。
あなた、新しい大発見をした感動と共にゆったりと宇宙を観覧するお気持ちはいかがですか。
神を観察する特等席に座り究極に興奮する劇場の中で生きている意味を感じた。神様と約束をする。そんな本当はそれが私のちょっとした片想いだと知り、恥じらいほんのりと青空の中で水々しい雫の青さを知ったのです。
天から私に向けての送られた美しい雫の啓示により、若かれし少女だった頃の心身に生まれ変わる。ああ、神の傍で優しく寄り添い人生をやり直していくのです。
この世界には初体験なんて初めからなかったのです。
初体験に少女はこんなにも気持ちが新しく脱皮して、体は新しく生まれ変わり進化を遂げていく。
この人間離れした無限の能力を使える自分とは何て凄いのとはじめて思うでしょう。
無限の素粒子がビッグバンを起こした宇宙をこれからあなたに見て頂きます。
恋の初体験とはこんなにも美しくみずみずしい状態でした。
これから少女はとてつもない虹色の宇宙の想像を見る事になるのです。
この世界には明るい希望の未来が存在する事を乙女の甘い憧憬にもて遊ぶというのか。この絶頂に少女は幻想にうまく乗って未次元の世界に処女をなくしたというのか。
こうして、少女の伝説は初まったのです。私、今まで生きてきて良かったのかもしれません。
少女は絶頂の中にいたのです。こんなにも素粒子がぴょんぴょんと飛び跳ねまわり嬉しそうなのです。
私の人生の量子化条件が大地に種を撒いて新たな誕生への本能を呼び起こす。そして天地が四季の時空の巡りに身を寄せてふわっと昇天していく。
そし宇宙の時空の提唱者に神の設形図を渡したのです。
天使がダイナミックに天体を動かして、少女の生命の絶頂をじっと観察している。
神のモチーフが天空を淡く飛翔していき、夜空の十字架の星々にキリストの昇天の時を告げたのです。
私は大地の観察者から創造者へと新しく変身して、細胞の素粒子そのものが幸福になっていく。
悲しむものは祝福されるという事を体で感じ、神と共に昇天している。この世界が遠く彼方にシンプルにただそこに存在しているのです。
ありがとうございます。神よ。