探偵事務所を経営している『 葉山 』は、私立探偵。 ある日、事務所の電話が鳴った。 『 随分前に家出した息子を探して欲しい 』 初老と思われる声の主は、年配の婦人だった。 葉山は、早速、調査に取り掛かった・・・
じゃんけん大会―紅の鎖―2とも言える内容です。 これだけでも楽しんでいただけると思いますが、先に前作を読んでくれるとありがたいです。 前作とは違う、別の二人のストーリーがあります。
「吹雪となれば」の番外編です。 天正十(1583)年、晴れて夫婦となった嵐と若雪は、石見国の友人・小笠原元枝を訪ねて旅に出た。無事に目的地へと辿り着いた二人だが、野盗が最近出没するという不穏なうわさを耳にする。 「雨が降って あなたと出会い 花が降った その夢を 何度でも」 写真は牡丹か芍薬の絵を以前に描いたものです。
ある日突然、名も知らぬ街で目覚めた少年。 己の体は杜撰に縫われた、いわゆるゾンビの様だった。 「僕は何故、ここに来たのだろうか」 その答を探すべく、少年の歯車は廻り始める――。
ウサギのレニーはミチコさんと暮らしている。 ある日、ミチコさんの一言でレニーは月に興味を示す。その時、レニーの前に何者かが現れた。 どうなる?