あなたがこの手紙を読んでいるということは、なんて書き出しはやめておきますね________どうか、どうかこれからのあなたが幸せでありますように。
北の港町小樽に生まれ育った著者の幼少期からの思い出を綴った19章から成るライフストーリー(約130枚)。幼少期から現在までに至る長い人生と小樽との関わりを、象徴的な体験をもとに描き出した、壮大な小樽物語。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
ついに開幕のランク戦。 『イェドの双子』の一件から新学期まで、それぞれに修行をしてきたロイドくんたちはそれぞれに進化していた。 そして一番の進化を遂げたのはなんとティアナで――
一橋派、敗北せり。 朝廷が下した勅諚により、圧倒的優勢だった一橋派は敗北を余儀なくされる。敗北により、一橋派の仲間たちは、バラバラになってしまう。そして、慶喜もまた、深い絶望の中にあった。 だが、三成だけはまだ諦めていなかった。 絶望的な状況の中で、三成は一人希望を捨てず、逆転のための策を深く静かに実行していく。そして、逆転の鍵を握る都市『横浜』へと、三成は向かう。『横浜』で三成を待つのは希望か、はたまたさらなる絶望か? その一方で、一人の英雄の命が燃え尽きようとしていた。 命の尽きかけた英雄は、未来を三成に託す。 軍師三成の真骨頂が、今発揮される。
カネってもんはよ、欲しがれば欲しがるほど逃げていく。ホントだぜ。おれだって、昔は宇宙海賊としちゃあ、ちっとは名の売れたお兄いさんだったが、もっともっと儲かってやろうと欲をかいたのがいけなかった。なんだよ。聞きたくねえのか。いくら焦って......
ある朝起きてみると突然、頭のなかに白いジグソーパズルが浮かび上がってきた。頭の内でほの白く光るパズルのピースは、ある特定の方角を向いたときだけ、頭にかたどられる。どこにも居場所のなかったわたしは、その白いピースに導かれ、「新天地」と呼ばれる、漆黒のビル群へと向かっていく。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
いつもと同じ空間。今日の私はどんなふうに過ごすのだろう。 20歳になった私に届いた1通の手紙を読むと私はバカみたいに泣いた。 短編1ページですが、続編を書けたらなと思っております。