豪雨によって被害を受けた山間地の役場に勤める上月小夜子は、災害臨時FM局のアナウンサーに起用された。その電波は山を越えて、FM局の開局に当たって力を尽くしてくれた県庁職員、館山主査が住む平地の町まで届くのだという。彼女は館山に話しかけているようなつもりで、毎日の放送を続けていた。しかしある日の深夜、その館山が仕事で大けがを負ったという知らせが届く。彼女は「架空索道」と呼ばれる貨物用ロープウェイに乗って、平地の町を目指す。
短い作品をつくって文章や物語の練習をしようと思ってできるだけ単純にしたつもりですが。 説明不足やら何やらは必ず出てくると思うので、まだまだ練習を重ねたいと思います。
静岡県警に届いた一通の手紙、それには夫婦で行く東北旅行で事件の発生を予知していた。 静岡県警では野平一平、美優夫妻をこの旅行に参加させて、様子を見る事にした。 だが、事件は静岡県内の殺人から始まる。しかも殺されたのはツアーの参加者、次々とツアーの参加者が殺されて、緊迫の展開に成る。 事件の後ろには巨大な大物の姿が有った。犯人の男には変わった趣味が有った。野平美優が身体を呈して事件に望む、異質の殺人サスペンス、静岡県警と巨大組織との対決、マゾ男の意外な弱点を見抜く美優の痛快な行動、東北と静岡を結ぶ物語。
光の当たる道を歩いていきたい人へ贈る、人生の教訓のようなものをイメージして、報われることの方が大切であるという心を描きました。