以前は「なおち」名義で活動していました。 「なおちー」「モンゴル」で検索すると過去作がヒットします。 今作は共産主義勢力によって支配された栃木県足利市にある学園にて、学生たちの生き死にを描く 「学園生活」シリーズのスピンオフであり、前作「もしも、もしもの高野ミウの物語」の続編になります。 作品に登場する主人公(学生)らは学園を支配する生徒会(ボリシェビキ)に 粛正、制裁、監禁、拷問されぬよう、細心の注意を払いながら 意中の相手と恋愛したり無事卒業することを目指します。 ※注意 強い政治的思想(共産主義や革命思想) 政治、金融、経済、法律の専門用語多数あり。 資本主義の否定。お金持ちの抹殺、国外追放 ソビエト社会主義連邦。共産主義。全体主義。反革命分子の粛清。強制収容所。 以上の内容に抵抗のある人は読まない方がいいと思います。
ある日突然、多くの相撲ファンを巻き込んだ「横綱が平幕を、土俵の外で殴る」という事件は果たして躾か、暴力なのか。 真実が明らかにされないままファンや世間を無視し、異様なシナリオが淡々と展開される現実に牙を向いた、一人の記者が行方不明になる。彼は何を調べ、何故居なくなってしまったのか。今は落ちぶれ、記者魂を失ったと言われていた中年の元記者は、友の行方を追う内に自分も事件の当事者であったことを知っていく。彼は友を、人生を、そして記者としての魂を取り戻すことが出来るのか。 書いてる内に勝手に色んなキャラが参加してくるので、スピンアウトストーリーを制御するのが大変で(笑) Kindleには、まとめたものを掲載していますが、ここはまとめる前の思いつきも含めて下書き的な状態で掲示させて頂いています。
今は昔、陸奥国は安達原に、旅人を殺してその肉を喰らう鬼が棲むという噂がございました。那智の修験者・東光坊祐慶様が、廻国修行の途次で遭遇した恐怖とは。能『安達原(黒塚)』を翻案した、怪異物語でございます。 ※ 縦書きでの閲読を推奨いたします。
題名のとおりの作品です。 1900年12月15日に実際にあった事件で、現在でも『謎』として取りざたされているものです。
十九世紀末ヴィクトリア朝。文化の中心であるロンドンから長閑なカンタベリーへ向かうレオンハルト・ハワードはロンドン橋である一人の少年と出会う。レオンは、少年の正体を突き止めようと試みる。しかし、それは階級社会によって築き上げられた大いなる負の遺産を目の当たりにする事を意味していた。
閻魔様といいますと大魔王的な存在と想像しますが、この物語の閻魔様はかなり違います。
学園生活シリーズの新作にして、毎度おなじみのサイドストーリーである。 今回は最大のテーマを『原点回帰』としている。 今回の主人公は高校2年生の高野ミウとした。 高2といえば、初代の学園生活ではミウがナツキに 口説かれてボリシェビキに入るのだが、今回はそれがない。 高野ミウには過去作品のような強大な権力がなく、 根暗な美少女として学園生活を送る様を描く。 主要なテーマは、 『恋愛』 『女子のいじめ』 『美術部』 『強制収容所』 であるが、はっきり言って今までの作品と大差ない。 特に『序章 そのいち』~『序章 そのさん』までは、つまらないので読む必要がない。 『本編』と書かれた話数から読んでほしい。