かすかな記憶。ふとした彼女の仕草。 瞳のなかに君を感じる。 目を閉じる。君がうなずく。 ホワイトカラーの絵の具で時空(とき)を消して 君に逢いたい。 きみのキャンバスに想い出を描いてきみを抱きしめたい。 初めて触れた君の手は とても、繊細で握りしめたら壊れてしまいそう。 リングを見つめる君、クリスマス・イヴ ツリーから放たれた輝きと街のイルミネーションがプリズムのように鮮やかな色彩をかなでる。 君は僕に体を寄せて永遠(ながい)眠りについた。 風に舞うふたつのシャボン玉。触れ合い、重なり合う。 先に消えるシャボン玉、僕はほんの少しの間舞い続ける。 時は子供の頃に吹いたシャボン玉。 tears are falling down your cheeks. duaring you were feeling me, fell into sleep forever