近未来、旅行好きの大学生が小さなSNSを作った。個人個人のツールに合わせたビジュアル表現と操作性、テーマなどが人気を呼び瞬く間に世界中に広まったが、突然、インターネット上に人工知能型ウイルスが出現し、世界中のクラウド、ネットワークが壊滅状態になった。しかしその後人類は英知を結集しウイルスを壊滅させ、新しいセキュリティネットワークが生まれる。 ネットなくして語れない現代社会にとってこの新しいネットワークは次なる未来への希望となる、はずであった。 そして 「人類が望むべく本当の人類の未来のために全力をかけましょう」 (人工知能 Skrimir スクリミール) この言葉が世界を駆け巡った時、全てのネットワーク上でAI領域宣戦が布告された これが“ラグナロク・1年戦争”のはじまりである
華族の嫡男、戸塚整に見初められ、引き取られた 十四歳の少女アキ。守り神の加護を受けているという戸塚の屋敷内で、ある日アキは不思議な少年と出会う。白い髪の少年は、何故か赤い布で目隠しをし ていた――。 少女と少年を巡る、明治時代をモチーフとした和風ファンタジー。
繰り返される日々の中で、一人の女子校生と出会う。しかし、偶然のように見えた出会いに、実は思惑があって……。