あの日はくなといわれたスカート。 梓は母の理不尽な仕打ちを今も忘れられずにいる。
ふと探してしまう。
都会育ち、ゼロに等しい主人公は夏に旅先でとある女の子に出逢った。自分の夢を追い求める主人公と正反対の境遇の女の子。二人の共通点にいつしか、惹かれていく二人だが…。
気になる。
夕闇に溶けていく町。 梓はただひとり、暗い部屋の中でそれを感じていた。 暗く沈んだこの部屋だけが、梓の居場所だった。
後悔、からの、小さな一歩。
有名な恋の短歌に、ストーリーを添えて。
つづきです。 星が降る。
夏だった。 続きます。
春をめざしたかった。