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携帯電話の明かりで照らせる孤独を抱えて
朝を待っている
夜は不安を深めるばかりで
やさしくしてはくれなかった
布団の中に潜り込んで迎えた夜明けは冷たくて
こんなものを待っていたのかと思ったら吐き気がした
叫びたくなるぐらい誰かの影に怯えて
震えていることの愚かしさを
あなたがわらって、ゆるしてくれた
だから、還らない。
震える足で夢を見て
生きていくことを選んだ日から
僕だけの人生ではなくなった
夜が来る
無数の影を連れて
孤独を深めに
また夜はやってくる
あなたのいない世界の隅で
それでも朝を迎えに行く
20170110
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