男らしい女性、女らしい男性。どちらもいいとおもう。
社会人になってから再会した四人の男女は、彼らがその青春時代を送った小さな島にまた行こうと計画を立てる。お調子者の深野翔太、高校のときから付き合っていたカレと別れてしまった古閑美咲、密かな片想いを抱えていた宮西真央、マイペースな坂入優――それぞれが異なる思いを込めながら、かつての合言葉を胸の内で呟く。「きっと全て上手くいく」
君とならどんな朝も夜も
不吉な、予言。神様のお告げ。夢を見ることで予言ができた少年たち。結末は――夢よりも切なく。