なみだぼっちの明日へ

なみだぼっちの明日へ

あなたは相変わらず涙が好きね

忘れない時の中であなたへの手紙を書いた

あなたはとても弱い

見栄を張っているだけの弱虫さんなの

あなたはとても美しい

自分は周りの人が触ってくれるから存在できるのだと

自分はただそこにいるだけでいいんだと

私はあなたになりたかった

涙を流す姿さえ

綺麗なのだから

ちょっと嫉妬しちゃうわね

あなたは自分が完璧でない必要のない人間であるという

でも私はそうは思わないわ

だって私から見たらあなたは 

完璧なんだから

なみだぼっちの明日へ

なみだぼっちの明日へ

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-05-31

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