紗織は、夫と別れて一人娘の陽菜と暮らしている。同じアパートの隣の棟に住んでいる、鮎川瑞穂が幸せそうなのが、気に入らない。 瑞穂が子育て上手なので、毎日の積み重ねが、行く末の幸せの格差となって広がっていくように感じてしまう。高校まで同級生だった美加子も幸せそうだ。地方公務員の夫を持ち、悠々自適の生活を送っている。紗織は、瑞穂を嫉妬しながらも、どこか憧れを抱いている。幸せに見えた瑞穂が後妻だったことが分かる。 紗織は、不倫の果てに、離婚をした。良妻賢母を絵にかいたような、瑞穂に嫉妬しながらも、どこか憧れを抱いている。幸せそうな瑞穂が、実は後妻で、苦労の果てに、夫と離婚をする。紗織は、瑞穂の夫と愛し合う。
僕とトモダチの果てしない話の二次創作です。 作者より承諾を得て掲載しています。 原作HPはhttp://sasthewebextra.web.fc2.com/youandi/
前から気になっていた、あんま・マッサージいたしますの張り紙。 腰痛が悪化した主人公が思い切ってそのアパートのドアをノックした。 そこで不思議なマッサージに出くわした。 でも、でも・・・・・。
靴 私(自分の体から逃げ出した心)が記憶喪失になって、さ迷い歩いている。私を心配する人、私を助けようとする人、私を説得しようとする人、私を捕まえようとする人、私を治そうとする人、私を慰めようとする人、が次々と現れ、ビルの屋上へと誘導する。ビルの屋上には、君(放心状態のまま突っ立っている私の体)が私を待っている。私は再び君と出会い、君の瞳の中に吸い込まれてしまう。私は君の中で、君を観察している。
世界の真実を知るとき、人は冷静でいられるだろうか?どの世界でもそう。世界の真実は残酷で儚い、そんな真実を自ら知りたい人がいるだろうか。今回の作品はこの異世界の真実に徐々に迫っていく紅蓮の物語。
直列的な文章と支離滅裂さをうまいこと噛み合わせてみたいものですが、なかなかうまくはいきませんね。ドラマツルギーは大事かもしれません。