楽しいはずのマラソン。 自分の知らないところで不可思議な出来事が起きていた。 でも、その中心にいたのは私自身だった。 あの世とこの世の狭間にて、結局どうなる事も、どうする事も出来なかった。
少年装と天体趣味の、ほんのりBL気味短編。2015年の創元SF短編賞に投稿→1次落ちしたオリジナル小説ですが、ほとんどSF感ありません。
「知ってましたよ。カナタさんは優しいんです」 極力人間関係を絶ち、コンピュータの前で日々を過ごしていた少年・カナタのもとに来訪者が現れた。 そいつは電子の世界から、流れ落ち、彼の生活をかき回しいく……これは強がりな少年の心を砕く物語。 後編→https://slib.net/74700
知らず知らずの内に、世界を覆したい、と想う少女がいた…… 海の様に真っ青な少女。目の色も、髪の色も…… そんな少女を迎えるのは、約一億年前の古代。 希望と時に絶望も待ち受けている残酷な世界。 海の統括を任された少女は、懸命にその世界を生きてゆくこととなる。 そんな彼女を待っているのは、一体何者なのだろうか…… それは、間違いなく"普通"とは呼べないであろう事だろう ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄仲間も自分も ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。