『美術教師である彼は美々たる万物に愛された。美しい彼は何時か何者かに変貌してしまうことでしょう。 僕は今日も彼の言いなりで、僕は明日も貴方の一部で作品を作る。貴方にとっての良き終末が、僕にとって唯一の偶像になりますように』 美術部のたったひとりの部員と、美しいものを好まない美術教師との取り留めのない話。 ブロマンス寄り。 爪剥ぎなどの痛々しい表現もあるので注意。
星の瞬きほどの屈託のなさが、私を生かしてくれる。きっとこの夜のことを、あなたは忘れてしまうけれど。確かに私はあなたに生かされた。これからも、ずっと。