ちきゅうの上で
神域のフィニス。 全能歌、哀悼歌。 それは終末に手向けられた葬送の花。
永遠の詩と終末の詩 破壊哲学と世界哲学 人生の目的 愛を体現せしめよ、と
意味は生と死の狭間で悩み、求め続けた先に自分で手にするものだ。 私はその結果、真理を見たよ。真如は語り切れない程の全知全能と永遠なる至福。終末に呼応して審判者からは『ご苦労様』と呼ばれて世界に至ったのだ。 心が死んで、世界と一になる。 そう、梵我一如、汎神論、多次元宇宙論、仮想現実世界。すべて正しいよ。
正しい信仰は一つしかない。 私か、神か。
認知の仕方、意識、死に近いソフィアは、完全なる神をその身に宿す。神とは涅槃とは、その死に近づいた数日間のこと。
詩を飲め。せめて手向けに聴いていけ。僕の紡ぐ言葉を。