詩終 95 (直通)
人はたくさん話す
外側のことばかりを
誰かの言葉ばかりを
いつしか我を忘れて
もしくは
忘れたことにして
…
私は
いつ生きたのだろうか
わたしを…と問うのは
さいごに持ち越されなくていい
わたしはいつもここで
わたしのことばをもち
わたしをまっている
死というきっかけはいらない
死もまたいつもここに
ぼくらのものではない
明白な死が
詩終 95 (直通)
人はたくさん話す
外側のことばかりを
誰かの言葉ばかりを
いつしか我を忘れて
もしくは
忘れたことにして
…
私は
いつ生きたのだろうか
わたしを…と問うのは
さいごに持ち越されなくていい
わたしはいつもここで
わたしのことばをもち
わたしをまっている
死というきっかけはいらない
死もまたいつもここに
ぼくらのものではない
明白な死が
詩終 95 (直通)