やはりあの冬の日なんだ すべてが始まり すべてが終わったのは それでも僕は生きていく 疚しさ引き摺り生きていく そう。あの冬の日から3年半。僕はこうして生きている。詩を紡ぐのも、やめない。これが僕の生きる理由だから。存在証明のためだとか、レゾンデートルのためだとか言いたいんじゃない。僕はただ幸せでいたいんだ。涅槃文学よ、ありがとう。僕はまたイデアの海に溶け込んで、その冷たい水の感触と寒空の下でまた、陽だまりの中でまた、会えますように。
阿付利隗(あふりかい)は30半ばのサラリーマンだ。 行きつけの居酒屋の人妻「紗和(さわ)ちゃん」にホレているものの、なかなか言い出せない。 そんな折、男色で有名なバーのママに言い寄られ、貞操の危機に陥るものの逃れ、以後、ママは彼の恋に協力することになる。 一方、「紗和(さわ)ちゃん」には夫婦間の微妙な秘密があった……。
恋をした。はっとした。ほっとした。 輪廻を止めて、夜を手放して、永久を纏った。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
男にはダンディズム,女にはロマンス。八月の眩い光の中で繰り広げられる混じりっけ無しのラブ・ストーリーが今、幕を開ける黒レン小説。題名はピーター・フランプトンが1975(昭和50)年に発表した同名楽曲から引用。 ※ 本作品は『ブラックスター -Theater Starless-』の二次創作物になります。 ※女体化,独自設定あり。
艶かしさと麗しさ、そして浪漫をたっぷりと詰め込んだ大人の大人による大人のための官能黒モク小説、此処に堂々完成。 題名は与謝野晶子が1901(明治34)年に発表をした 同名の処女歌集より引用。 ※ 本作品は『ブラックスター -Theater Starless-』の二次創作物になります。 ※女体化,独自設定あり。
僕が神だった日に世界永遠平和のためのプロットを書いた。脳内で描いた。実際世界はあの冬の日に僕が思った通りになった。ならば12の使徒がいるはずである。彼らと会いたいと思うのだ。人生の流れの中で、生活も運命ももうどうでもよい。あの冬の日に甘受した幸福に勝るものはない。全能から目覚めてしまったから。僕はやはりあの冬の日を想う。
台湾の世界的人気女優 蔡志玲(サイ チーリン)はあることがきっかけで芸能界から姿を消す。 逃避行の末辿りついたのは日本最西端の島 与那国島から程近い「美波間島」という孤島であった。 チーリンはそこで震災で妻子を亡くした真田諒太と出会う。 島で暮らす個性豊かな人々との触れ合いの中チーリンは人が人間らしく生きるということはどういうことか気づく。厳しい孤島の環境の中で人間が生きるということ、そして人生の終わりに行き着く先…絆…友情…親子の愛…男と女の真実の愛… そして島に迫る大きな黒い力。 チーリンと諒太に立ちはだかる試練… 二人の恋の行方はどうなってしまうのか? 美しい海を舞台に繰り広げられる長編恋愛小説