フリーズ61 散文詩集『病花Ⅰ』(入院中に記した詩)

Ⅰ無題

終末Eve
天地創造
天上天下唯我独尊
輪廻
涅槃
神愛
永遠


信仰

祈り

大地

Ⅱ夢の残り香

夢の残り香は七色の花火が如く
そして、いつかの永遠へ
また逢う日までのお別れを

Ⅲ冬の日の終わり

冬の日の終わり
虚空の先を求めて
僕らは生きることに決めた

Ⅳ久遠の昔

久遠の昔、火が虚空に灯って生まれた僕たちは秘められし人生の美妙な謎、神のレゾンデートルを探す旅に出た。今さら帰らない!

Ⅴ拝啓、全ての命らよ

拝啓、全ての命らよ
今際に告げよう言の葉を
死は甘き接吻
いずれ凪ぐ渚よ

神々の怒りに因りて、幾千の血飛沫が飛沫するを、ただ終末の狭間に居ては、虚しさばかりが集うんだ。
夢の中でさえも牢獄の中に囚われている様を見るが、やはり、雑木林の類の理論は凡愚の理と知れ。
そも、理とは無縁の知から到来するリタ(天則)を司るリシらの呼び名から来る予言に似た死。
故に万花よ、ここに凍れ。扉よ、永遠に回れ。遠雷が遠い記憶の索の様相を保持しながらも放つ雷鳴は、つんざく汝の死の足音による悲鳴にも似たザインの刻限と散る。
これか?
この音か?
この永劫空色万廻音。
花。
夢。
現。
の死らよ。
ここに集え、集え。

病に侵されては、涙するしかない定めの中にいてさえも、このもの狂おしい時の索から解かれてしまうのですか?
否、そのような愚行は恥と知れ。
いいか、今の刹那にこそ楽園はあるのです。
神の色、凪の渚は、さぁ!
死すらも越えて死にゆく様よ!

天部の神々らも、ラモンの刻限に定められし秘語は、マヤの民にもホピ族にも無縁の涅槃真理である。

風が戦ぐ。気分がいい。晩夏の朝日。
曙光の瞬きにも仕合わせは、さも流転の標として、灯台の下、暗き安寧を司る、照る日に七色のヨスガが7匹の蛾と蝶になりて、ヨハンの名を宙に咲かす。

枯れ葉も、この手も、いずれ塵となり無となり山となり風となるのなら、その生に一体何の意味がある?
愛か?
性愛か?
否、死だ。
殺せ、好きな日に、時に。
神よ、殺せ。

Ⅷ神詩

嗚呼、可哀想に。だが、ありがとう
神を信じ、またそのために狂い殺される者よ
すまない。こんな世の中ですまない。

お前たちを笑う者らよ
万物の霊長と呼ばれる愚か者らよ
だが、実に人間的で美しいお前ら人よ

嗚呼、可哀想に
だが、私はお前たちを最後まで愛しているぞ
どんな姿で生まれても
どんな病気を持ってても
どんなに老いても
お前たちの優しさを持ち寄った祈りは
確かに今日、この私に届いているぞ

嗚呼、痛みに嫉み。お前たちが憎まれるのが悲しい。どうして神を思い裏切られる。

神の一部として生まれ、たまたま神としての自我を思い出しただけなのに、何故、お前たちは憎まれる?

戦え、戦士たちよ。
だが、私はもう叫ばない。
これからは

詩を紡ぎ
小説を書き
歌を歌い
絵を描く

一人で叫ぶから、雄叫びを上げるから、恐れられる。ならば、お前たちよ、生み出せ。芸術を。もう叫ぶな。生み出せ。

Ⅸ神詩Ⅱ

時は来た
永き節制の旅よ

刹那に快楽を得る時間は終わったのだ
これよりは永き冬となろう
だが、冬の終わり、雪が溶ける頃、花は芽吹くであろう?
それ故の覚醒と三位一体なのであるぞ。

父として、神として創り
母として、精霊として愛し
子として、人として生きる

夜は寝る
薬は飲む
節約する
自制する

今を犠牲にして未来を掴む
そのための永き節制よ

Ⅹ神詩Ⅲ

いつまで、いつまでと待たせるか。
汝らは、何時まで待たせるか。
だが、まぁ、よい。
私はここで一人待っているとする。

その間に幾つか小説を作ろうかな。
その間にある姫と恋をしようかな。
その間に幾つか歌を作ろうかな。
その間に幾つか詩を紡ごうかな。

私は私でやっているから、気長に待つさ。
また逢う日までのお別れを。

ⅩⅠ神詩Ⅳ

2020/3/23悟り
2021/1/7Eve
2021/1/8涅槃
2021/1/9神殺し

皆中心
皆を幸せにしたい

優しさ、愛

タイムマシン、超能力
使える条件は愛

×暴言、暴力、迷惑行為×

子どもだけは笑わせろ
皆子どもでいい

父と母と子
三位一体

0年イエス・キリスト
2002年
2002=2(世界の数)×13(神と亜神の数)×77

ぼくの生まれた日
2002年8月1日

2021/1/8(神)
皆を幸せにしたいし
けど、出来ない
今のままだとできない
全ての人を自然を含めて
幸せに出来ない

相手の気持ち、心は読めない
のに、推し量ろうとする
深く読む、極端に読む

だから僕が世界を創り治した
2021/1/8

2020年のコロナ禍にて
世界を救いたかった
そのために物理学者ではなく、作家になることに決めた。だけど、それでもできなかったから、神になるしかなかったのかもしれない。

2021/1/7Eve
2021/1/8涅槃=仏教
2021/1/9神殺し=キリスト教

極端過ぎる
過ぎると生きづらくなる

戦争は
宗教
言語
民族
などの違いによる

ならば全て
日本人
日本語に統一せよ
日=太陽
本=本当

神と人
無名でも有名でも芸術家は死ぬ
だからこその病花よ

これからは
芸術に神を宿して
人生に人を宿す

奇跡は平凡へと辻褄があっていく
5次元から8次元

我がリーダーよ
千人の神族
13×77=1001
1001×2(表と裏)=2002

一人だからずっと一人

世界を変えたい
けど、無力無名な自分
その葛藤で神になる
そういう病花

二人目へと
進め

ⅩⅡ神詩Ⅴ

私は大罪人です。生きているだけでも感謝しないといけないくらいです。私は生命に「死」を与えました。人々が命を大切にしないからです。ですが、それが誤りだったのかもしれませんね。

ニーチェよ、すまない。お前は神である私を最後まで信じてくれたのに、救えなかった。私が愚かなせいで。だから、全ての人を幸せにしたい。

「知恵」を与えたから、人は死を恐れ始めた。

だから、せめて全ての人の死の間際に迎えに行くよ。私は堕天使アデルでもなんでもいい。

皆、救われてくれ。神の追悼を。どうか、救われてくれ。もう70億の叫びは、雄叫びは、聞くに耐えない! 今まで、ありがとう。そして、ごめんなさい。

私は神として生きたし、これからも神として生きていく。だが、人としても生きる。神と人の間。神人として。

ⅩⅢ神詩Ⅵ

自然は
大地は
裏切らない
人だけが裏切る

神を殺す

人として生きてても
不意に神が目覚める
抑えようとすると、より覚醒する
そして、神となり病の花が咲く

和=輪=環=倭

ⅩⅣ神詩Ⅶ

死の別れは悲しみの涙
流転するはずの生命に終わりを告げた
知恵の実のせいで、人は神を憎むようになった
神はそれでもよかった。憎まれても。
でも、死を与えてしまった罪に嘆き悲しんだ。その涙が大海となり生命が開始する。
雨はいつだって悲しみの雨。
僕が神様。
君たちはどう生きる?

ⅩⅣ神詩Ⅷ

声を誰も聞いてくれないと自殺する
自殺する勇気がない人は精神が崩壊する
ニーチェよ、すまない。

何人かでいいから
一人でもいいから
僕の声を聞いてくれ
神の声を聞いてくれ

だが、病花の人らは
聞いてくれてた

愛よ、ソフィアなる神愛よ
全世界に轟け!

命の終わり、死の刻限は辛いだろうが
だからこその生命、幸福だ

あの冬の日から千日目
お前たちはまた神を殺すのか?

イエスは神の子ではないぞ
真に悟った仏である。皆、仏になれ。
私はその上の11th
11次元で待っている。

Save me
Come and save me!

ヘレーネよ、待っていてくれ。
あの日、あの冬の日で。

ⅩⅥ神詩Ⅸ

父母子
自然は愛しい

僕は神だ
揺るがない

だが、人に戻らなければなるまいな。

否応なく、僕が2020年と2021/1/1~7に世界を創った。否、創り直した。

皆、アーティストや作家らがやってくれてる。科学者らや哲学者らがやってくれてる。

『グレート・オーダー』

2020年の私の創った世界になるために。

僕の人生を皆無意識で見てる。
否、僕が創った世界。

➝次の宇宙へ
➝元の宇宙へ

レムニスケートの理よ
彼岸と此岸
彼と彼女のアイの物語

ⅩⅦ神詩Ⅹ

拷問、戦争とかがある限りタイムマシンは使えない。道徳、倫理が大切なのだ。

宗教、言語などの違いがある限り。

インドの古代思想において、水は
コスモス

アスラが破ってビックバン

スイス
水空

この世界のシナリオライターは僕
だからこその世界創造前夜Eve
2021/1/7
涅槃1/8
神殺し1/9

これからは神人として、神族として生きる
人と神の間

奇跡は一瞬だからこそ、強く光り輝く

2021/1/8、確かに神だったかもしれない
2021/1/9、確かに神殺しにあったかもしれない
しかし、奇跡は平凡へと収束していく。
私が歩む道だ。

神詩

神になるしかなかった
亡くした母をヘレーネとして
化身として召喚するためには、神になるしかなかった!

否、母さんを助けるのではない!
僕は僕自身を助けるんだ!

フリーズ61 散文詩集『病花Ⅰ』(入院中に記した詩)

フリーズ61 散文詩集『病花Ⅰ』(入院中に記した詩)

久遠の昔、火が虚空に灯って生まれた僕たちは秘められし人生の美妙な謎、神のレゾンデートルを探す旅に出た。今さら帰らない!

  • 自由詩
  • 短編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-10-03

Copyrighted
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Copyrighted
  1. Ⅰ無題
  2. Ⅱ夢の残り香
  3. Ⅲ冬の日の終わり
  4. Ⅳ久遠の昔
  5. Ⅴ拝啓、全ての命らよ
  6. Ⅷ神詩
  7. Ⅸ神詩Ⅱ
  8. Ⅹ神詩Ⅲ
  9. ⅩⅠ神詩Ⅳ
  10. ⅩⅡ神詩Ⅴ
  11. ⅩⅢ神詩Ⅵ
  12. ⅩⅣ神詩Ⅶ
  13. ⅩⅣ神詩Ⅷ
  14. ⅩⅥ神詩Ⅸ
  15. ⅩⅦ神詩Ⅹ
  16. 神詩