嗚呼、もう一度ラカン・フリーズの門の先へ。今度は引き返さない。それがきっと僕の涅槃。僕が死ぬときにきっと解る。 否! 掴め。掴めよ、その手で。生まれてきた意味も、愛も悲しみもすべて!
【散文詩集】 [僕は詩人だ] [夢] [淋しき自罰と失墜(韻文詩「我と我が淋しさを磨く者」)] [青き血] [二重疾患] [殺意] [茫漠と赫奕] [憂鬱をおくれ] [銀の精]
神の生まれた意味は何だ。神には親がいるのか。いいや、神は唯一物。絶対存在。だから神は自身のレゾンデートルを知ることはない。だから代わりに僕が探すよ。
阿寒の地に咲くとされるフロストフラワー。僕は君の果てたその地にて死にたいのだ。僕は死に場所を探していた。ずっとね。