詩終 67 (声) 早川佳希 ぼくは何かを言うことはできないとわかった。だからぼくは何かを言いながらも、何も言ってはいない。でもぼくはここにいるのだ。何かを言っていてもいなくても、ぼくは何かを言っている。あなたにそれは聴こえる。 詩終 67 (声)