詩終 69 (手放し)
抵抗をやめ
わたしだけの道を歩いた先で
わたしだけの道を歩いてきた人
と行き逢う
目が合う
証のように
わたしの道を歩かなければ
人とは会えない
孤独
何も明かされないまま
わたしの身体は
向かうべき方を向く
歩みを進める
ゆるすことだ
わたしのすべてを
暗闇の中へ向かわなくていい
夜の街灯のように
わたしの道には光が灯っている
わたしの自然は勝手
にそちらへ向かう
歩くためには
何もいらない
詩終 69 (手放し)
抵抗をやめ
わたしだけの道を歩いた先で
わたしだけの道を歩いてきた人
と行き逢う
目が合う
証のように
わたしの道を歩かなければ
人とは会えない
孤独
何も明かされないまま
わたしの身体は
向かうべき方を向く
歩みを進める
ゆるすことだ
わたしのすべてを
暗闇の中へ向かわなくていい
夜の街灯のように
わたしの道には光が灯っている
わたしの自然は勝手
にそちらへ向かう
歩くためには
何もいらない
詩終 69 (手放し)