約五ヶ月ぶり、待望(誰が?)の続きが書き上がりました。結構メロウな話になってますのでご覚悟の上お読みくださいね。
2017年発行「清澄 VOL.2」収録。サロメ、シェヘラザード、織姫。文明が滅んだ世に在りて、超常にして可憐な乙女子たちによるささやかな脱走劇。
2017年11月発行「清澄 VOL.2」収録。「ボクはコッダカネリエ。群生クラゲ型地球外生命体だ」卒業生を名乗る不可思議なETはかつての友人の秘密を求める。キーワードは「秘密を隠した夜のプール」……青春の幻想奇譚。
2016年11月発行「清澄」収録作品。退屈な「私」の日常に混ざり込んだ彼女の歌。「私」はいつしかその魅力に追いつきたいと感じはじめーーー
自分が喉から手が出るほど望んだ、妊娠、出産、そして育児……。心からの願いが叶って幸せのはずなのに、幸福感どころか、切羽詰まった空気に覆われて、息ができなくなりそうになる。 自分で望んで母親になったのに……。 目の前の小さな燃えるよな命のかたまりに圧倒され、赤ちゃんの絶え間ない涙と泣き声の中に自分がかき消されそうになっていく。
欲望むき出しの男、パライバに目をつけられてしまったローゼル。 変態さに目をつぶれば相当な実力を持つパライバだが、ロイドとある約束をしたローゼルは――
40代のサラリーマンが直面する仕事での挫折。ローン地獄からの脱却。まして私は2007年に心臓手術を施したサイボーグだ。身体の心配もしなくてはならない。江東区に10年暮らし、新天地を求めて茨城県守谷市へ……。
「サイボーグの過信」の最後で、心配して下さった方のための後日談といった内容です。 結局、謎の病気「GIST」でもなく「悪性リンパ腫」でもなく、ただの血管腫でしたということなんだけど、腹を切ったし、それなりにリスクも負った訳である。
人工弁を埋め込まれて、職場復帰を果たした主人公。無理をしない事が最も大事な事なのに、つい無理をしてしまう出来事が波のように押し寄せてきて……ついぞ負けてしまって、突然もとの世界に送り返されるような、そんな話です。謎の病気「GIST」の疑いもかけられてしまう訳ですが……。今回は、退院以降に訪れる喜怒哀楽の荒波に翻弄されながら楽しんでいる主人公が、再入院に消されゆくロウソクの炎のような輝きを放っているところが、はかなくて良いかもしれません。
40代に入って、体力が落ちてきたり、酒に弱くなったりするのは当然だと思っていましたが、健康診断で心臓の肥大化や心電図の異常が指摘されることにより、自分の心臓が生まれながらにして通常の形状ではなかったことを知らされる。循環器内科に始まり、心臓外科を紹介されたりしながら、2007年8月20日を迎えます。全身麻酔、人工心肺、半日がかりの手術、集中治療室、と言葉では知ってはいても経験したことないことばかり……。
楽しいはずのマラソン。 自分の知らないところで不可思議な出来事が起きていた。 でも、その中心にいたのは私自身だった。 あの世とこの世の狭間にて、結局どうなる事も、どうする事も出来なかった。
少年装と天体趣味の、ほんのりBL気味短編。2015年の創元SF短編賞に投稿→1次落ちしたオリジナル小説ですが、ほとんどSF感ありません。