今まで10作品以上を書いて、一番苦しんだかな?? 誰もの心に内在する、甘ったれた自己愛からくる『希死念慮』を、他人様に理解できるようなカタチにすると、おれの場合はこうなる。極めて個人的なこと。 100人いれば100通りの書きざまがあるのだろう。
熱い夜を自慢げに語るローゼルと転げまわるロイド。 それを機に決意を新たにするエリルたち。 一方、アネウロの力を垣間見た騎士たちは彼女の過去を調べる。 そしてセルヴィアから彼女の時間魔法が語られるのだが――
二人の夜を超えて頭が真っ白のロイドとうっとり顔のローゼル。 そんな二人の事を考えてモヤモヤのエリルは―― そして同じ頃、行方不明となっていた騎士が市街地に現れ――
深夜、突然ケータイが鳴り出した。寝起きでもその内容は直ぐに理解が出来、僕は急いで病院に向かった。※続きは本文へ。