(とある飲み会で出会った彼女と僕、その二人が互いに恋愛感情を抱く「明け方の若者たち」が、長い人生でみれば、ほんの短い時間ではあるけれども、互いに共感共鳴し、「花束みたいな恋をした」なんて事が、青春時代を過ごした都内の小さな駅周辺では、たまに起こったりするものでして…)、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。原稿用紙一枚(20×20=400文字)程度だから、およそ60秒で読める「一分落語」。爆笑は期待できないが、じんわりとくる面白新作落語臭。
アレックスに触れられるたびに私の心は乱れていく…。魔性の美しさを誇る”ホーク”はきっと私を手に入れたら最後、離れていくに違いない…。だって私は娼婦だから…。どんなに想っていても混血の私が英国貴族のましてや公爵夫人になどなれるわけがない…。