何より69以下の世代に共通している事は、且つての大東亜戦争でUSAに敗戦したのみならず、基地のお陰で随分多大な迷惑を被った事。 敗戦の苦痛を知らない世代は、自らが平和な時代に慣れ切ってしまっており、戦争とは簡単に防げ、同情論を持ち出すのだが、西も東も関係無く、戦争を起こさなければならない事も此れからは増えるという事。絶対に勝たなければならず、且つて此の国に齎した悲劇の再現を味わってはならない事。 基地が無く、つまりは日米安保条約を解除し、友好条約に変える事が必須であり、其れを行えばこの小さな島国を攻撃する国はなくなる。 唯一USAの基地と、同盟軍である事が此の国に且つても敗戦以上の消滅を齎す事を忘れてはならない。 60年・70年と、労働者や学生主導で安保条約に反対をしたのだが、今の世代はそういう事も知らない。結果、世代は退化してきている事すら知らない。