主人公琴美はクラスのいじめに気づくも何もできないままでいた。いじめられている本人と話すことで考え方が変わる、そんな短編小説です。
大石瑠璃子は電話相談センターでカウンセラーをしている。六月にリストカット常習者の若い女性から相談があった。自殺志願の相談は初めてであり、瑠璃子自身がパニックに陥りそうになった。その後何度もその女性から相談が寄せられた。それと相前後して、瑠璃子は退勤時にストーカーにつきまとわれるようになった。一方、不動産会社で営業課長をしている夫の竜介は今年の一月に人社した総務課の美香と不倫をしている。 八月下句に、中学校時代の教え子、沢木峻一が自宅に訪ねてきた。峻一は島影和彦のことを話題にした。瑠璃子にとっては思い出すのが辛い出来事である。九年前のこの日、和彦は首吊り自殺をじたのだ。九月初めに自殺志願の女性から睡眠薬を大量に飲んだという電話が入った。
鬱です。 ずっとやりたかったんで、ここでやらせて貰おうと思います よろしくお願いします