『欲』を持たない少年、乾詩と周りの世界に『違和感』を持つ少女、空島長閑が出会う。長閑の起こした責任にカタを付けるため2人は『思念造』と戦う道に進む
半人半機のハッカーと欠陥品とされた半人半機が求めたのは終焉 死なない彼らに与えられたのは圧倒的な処理能力を持ったコンピューターと悠久の時、そして指名手配 彼らはそこで考えた、何故こんなにも力を与えたのだろう、と。何故俺達は作られたのだろう、と。
17歳の博子は、物心がついたころから母親がなく、大学の教授で心理学研究員の父・五郎と二人で生活していた。 ある日、博子は持病の対人恐怖症を克服するため、五郎に連れられ大学を訪れる。 病気の克服のため必死に人々とコミュニケーションを取ろうとする博子は、いつの間にか父とはぐれてしまう。 そんな中、大学の機密情報を狙った自爆テロが起こり、迷っていた博子は事故に巻き込まれてしまう。 爆破による衝撃で多量に出血してしまった博子は輸血が必要になるが、不運にも彼女は希少血液型・ボンベイ型だったのだ。 薬師丸明が描く「蘇る太陽」の姉妹編、新感覚の連続ドラマ型小説で登場!