力の進む道 第4話

~いざゆかん!!~

”コケコッコー”
 鶏いるんだ。現実世界とも共通点あるのね。 うしっ!村長の娘さんに会いにいくか!
村長の娘・・・娘・・・うーん、アニメのキャラの身分上のほうっていやぁだいたい金持ちお嬢様キャラだしなぁ。
主人公を見下して罵倒言いまくりな感じか上品な感じか。娘さんはどっちだろ?できれば上品で。 あ、ここだ。

”チリンチリン”

「はーい。よくぞおいでなさいました勇者様。どうぞ、お入りください。」
しっかしなんで俺が勇者って事を受け入れてんだろ。現実世界と考え方が違うのかな?
まぁ勇者様って言われるの気に入っちゃったからいいけど。
「さて、今目の前にいる子は私の娘、メモアーと言います」
メモアー?変わった名前だな。そういや薔薇の名前にあったような・・・
「メモアーです。よろしくです。」
やったー。上品系だ。声かわいいww
「ゼクトです。こちらこそよろしく。」
紳士のように舞い紳士のように囁く。
「あの~。本当に私について来てくれんですか?ゼクトさんからしたら急な話なのに・・・」
むむっ!この感じ、まるで学校の先輩を慕うような後輩キャラ!!
ちょっと消極的で控えめに話してくるような喋り方!そして萌えではなく、かといって萌えすぎない心が温まる声!
うはははははははははははははは。まさかこのような人がこの世にいるなんて!!思わず高笑いしちゃうよ。俺様勝ち組いいいいいい。
「いえいえ。手伝うことは嫌いじゃないし、ついでに俺も修行できればと思ったぐらいだから。気にしないで。」
現実世界の俺が学生でよかった。女性と喋る事にキョドらない。
「娘にありがたい言葉、有難うございます。では試練の説明をしましょう。
まず行く時間が決まっております。日が落ちた頃でございます。夜というモンスターが住みやすい時に行くのでございます。
そして洞窟の一番奥にある泉の水を持ってくる、これが試練達成でございます。」
「やっぱり一番奥って門番的なモンスターがいるんですか?この場合、泉番か。」
「そうです。今のレベルでは少々きついモンスターがいるのですが、魔王が復活して以来
そのモンスターが強くなりまして、さらにはいろんなモンスターまでもが・・・・」
「そりゃあ反対したくなりますね。1人では。」
「私もそこまで頭はよく悪くありません。だけど、反対の言葉を聞くとどうしてもカッとなっちゃって・・・」
(・ω・`)気味のメモアーさんかわゆすぎるwwww 抱きたい慰めたい
「まぁ、俺もそこまで強くはないけど、人数が多い方がいいしね。役に立てるなら俺も満足だし。」
「ありがとうぞざいます!私も足でまといにならないように頑張ります!」
うおおおおおおおおおお任せろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
この娘に手を出そうとするモンスター全部ムッコロス!!
「決まりだね。さて夜かぁ~。まだ朝だしどうしよう。あ、なんか手伝えることあります?」
サブクエストクリアしたら経験値もらえる的な・・・・まぁ純粋に手伝いたいだけだけど。
「そんな、夜まで遅いといえども疲労をつくっては・・・」
「大丈夫っす。暇ですしね。あと泊めてもらってるんでなにかしないと気がすまないだけっす」
「はぁ・・・ではお願いいたします。」


そんなこんなで薪割りしてます。今の時代じゃ薪割りなんてありえねぇけどな。
貴重な体験だからいいか。剣の修行にもなるし一石二鳥。
剣道やってるおかげで握り方とかわかってんのよ! っと。おお、割れる割れる。
「いやあ~、助かります勇者様。若いのはいいですねぇ~、体力があって。」
宿屋のおばちゃん。あなたも若く見えますよ。実年齢50代らしいけど。
「どうも。こんなに割ると楽しくて。」
「ほんと助かります。主人もこれぐらいを見習ってほしいわ。」
だいぶ無茶言いはりますね。おお怖い怖い。
「あのぉ~、勇者様~。」
「うん?どうしました?メモアーさん。」
「これ、差し入れです。がんばって自分で作ってみましたー。」
お、おお、お、おおおおお、お、俺のために手料理を!?
なんか俺勇者じゃなくて農家のじいさんっぽくなってるけどそんなことはいいや。食う!!
「おいしい。超おいしい。」
結婚してほしい。
「えへへ。どうも。」
うおおおおおおおおおおおおおその笑顔がなによりの差し入れだぜえええええええええええ。
このままいくと暴走するのでカット


ああ~楽しかった。楽しかったせいで時間忘れてたよ。もう日が落ちる。
体休める暇なかった・・・・・。まぁいいや。
やくそうや他の道具も買ったし、うっしゃあ行くかぁ!!
「いってきます、お父さん。」
「うむ、気をつけてな。勇者様も、お頼みします。」
「はい!がんばります。」
アニメだったら街出るところで次回に続く的な事になるんだろうけどそんなことは無す。
今回は文章伸ばす。
さて、会話が無いと気まずい。会話広げて仲良くなろう。
「そういえば、夜の外って慣れてる?洞窟行くけどここから少しあるからねぇ。」
「魔法練習で街の外に行きますけどぉ~、街のすぐ近くですし、慣れてないですね。」
「魔法練習かぁ・・・あ、魔法! なに使えるの?」
中二病精神が少しある俺にとって魔法はもうあれなんだよ。あれだよ、あれ。
言葉が出ねぇ。とにかく超見たい!!いま絶対精神が中二じゃなくて小学生レベルだけど。
「魔法ですか?えーっと、ピカゴロですね。あ、雷魔法です。あと、回復魔法のヒールです。」
「雷魔法ですか?意外だなぁ。炎魔法を持ってるって思ってました。」
「炎はちょっと・・・レベルが高くて・・・。」
雷かぁ。最初から雷は予想できなかった。名前もてっきりファイアーとかサンダーとか思ってたけど、
少し違うのね。回復はそのままだけど。
「炎が高レベル?属性に順番があるのか・・・。」
「はい。雷<水<炎。そして光と闇ですね。このあたりはもう伝説レベルですけど・・・。」
まぁレベルが上がればいい。ってのがゲームをやってる側の考えなのよねぇ~。
実際にやってみ?命張ってるからねぇ。簡単にいかんのよ。
そんなこんなで洞窟前
「ためらってても仕方ない。行きますか。」
「は、はい。」
あれ、ここに来るまでモンスターいなかったぞ?手抜きか?
「あ、松明ある?」
「あ」
「oh...」
詰んだ。
「えっとちょっと待ってね。うーん。あ~、・・・・・・?」
「どうします?」
うわぁ。こんななミスで詰むとかどんなクソゲーだよ。せっかくのファンタジーな世界が・・・・。
うん?ファンタジー?夢の世界?ドリームオブワールド?あ、逆だ。
「俺の想像でなんかでねぇかなぁ~。」
「え?」
俺からしたらこの世界なんて夢の世界だからなぁー。できんじゃね?
うぉ~、松明でろ!!!
”ボンッ!”
「わっ!?どこから出したんですか?」
「あ、えーと、うん。」
驚きすぎて引いた。ほんとに出た!あれ?俺神じゃね?この時点で魔王滅ぼせるじゃん。
「どうやって・・・・」
「まぁそれはいいじゃん。行こ。」
「は、はぁ。」
勢いでごまかそう。あとあんまり使わないようにしよう。強すぎるから。
”キキキキキキキキキキキキキキキ”
「勇者様。あれ。」
「ゼクトでいいよ。あれ?うおっ!?」
びっくりした!でかっ!コウモリでかっ!さっきから聞こえるコウモリの声こいつか!
「図鑑で見ました。あれ、バットンです!けど、お姉ちゃんからはここにいるなんて聞いてないです!」
「バットン?まぁ名前は突っ込まんようにするとして、とりあえず倒すか。」
たぶんこれから変な名前いっぱいでるからツッコミは諦めよう。
「た、倒すって・・・できるんですか?」
「知らん!おりゃああああああああああああ」
斬りかかるーの、避けられーの、とつぎてぇーの。
「やっぱ浮いてるやつはすばしっこい。協力プレイだ、メモメモ!」
「メモメモ!?というかやる気というか冷静ですね。」
神だって気づいたからもう何も怖くない!
「あだ名で呼びたかったから深い意味はない!合図だすから魔法使って!」
「は、はい!」
「てりゃあああああ!」
やっぱ避けられたか。計算通り!
「今!」
「はい!ピカゴロー!」
お、寸前で避けた。じゃあもう一回。
「一発で沈んでくれ斬りいいいいいいいいい!」
”ぎゃああああああああああああ”
「命名:ラストオブファーストデッド斬り。」
「どこの言葉ですか?」
あ、この世界英語ないんだ。魔法の名前は英語として見てないんだ。
「やっぱりモンスターが強くなってますね。避けたところ不意に攻撃したのにさらに避けるなんて。」
「素早いだけで防御がなかったのがよかった。でもあれに反応するとわなぁ~。」
「1人じゃあ本当に危なかったです。どうもありがとうございます。」
「いいって。協力プレイ楽しかったし。」
好感度UP!いええええええい。
「これで目の前じゃなくて頭上にも敵がいることが分かったし、経験はほんとに大事だ。」
「これがレベルアップですか?」
「え、メモメモレベル1?」
「はい。」
「さいですか。けどレベルアップしたかどうかはもっとはっきり出るよ。」
「そうなんですか?ありがとうございます。」
ワーオ。大変だぜ。てっきりレベルは3ぐらいあると思ってたぜ。
「まぁ俺はレベル8だし。なんとかサポートするよ。」
「はい。お願いします!」
さーて、この辺にしないと終わらない気がする。
このままだとボス行くまでにどえらい時間がかかるなぁ~。
メモメモ元気づけたところで終わるかぁ! ということでばーい。

力の進む道 第4話

あざーっす。どもした。BESHUです。だいぶ遅れましたね。受験だったし仕方ないね。でももう終わったんであとは俺の気分次第で投稿していきまーす。ひさしぶりのせいで設定ぜんぜん覚えてなかったっすね。自分でかいといて。まあ作者が忘れて読者の方が覚えてるなんてよくある話ですよ。
メモアーという名前は、薔薇の名前をggって人っぽい名前をさがしてたら見つけました。やっぱ女性なんで花の名前がいいかなぁっ思って調べてみました。ついでにメモメモにしてやりました。性格とかは俺の好みにしたので、俺の心の声をゼクト君に入れました。けどあそこまで暴走した感情は持ってないです。けど書けるので無意識にもってるんだろう。俺は変態なのか・・・・・・・
魔法の名前どうしよう。これからいっぱいでるから困るんですよねぇ~。普通の名前でいいと思うんですけど俺が許さんので却下。初期の状態なので名前をピカゴロという弱っちい名前にしてみました。正直名前を思いつくのに苦労した・・・
回復魔法は仕方ないね。思いつかないんだもん。あとは炎と水かぁ~。ネタがでてくるかなぁ~。
さて、投稿は不定期ですが、これからもよろしくお願いします。批判でもいいのでコメントお願いします。読者の正直なコメントが欲しいのでどんどんコメント入れてください。まぁダメな部分を指摘されても改正するかどうかはわかりませんけど(笑) BESHUでした。

力の進む道 第4話

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-01-28

Copyrighted
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