高校生の頃に家庭科の時間で、「家族とは何か。」という授業がありました。 家庭環境が悪かった自分にとっては、先生が黒板に赤や黄のチョークで書く言葉が、全て嘘であるように思えました。 そのとき、先生が間違っているのか。それとも間違っているのは自分か。それに悩まされ、授業中は抗不安薬を飲みながらずっと葛藤していることがありました。そのときに創造したのが、この「赤子」という小説です。 文章は長くて読みにくく構成も不十分で、未熟な点が多々目立ちますが、これから努力して改善していこうと思いますので、良ければ少しだけでも読んでみて下さい。