なんとなく、好きに書いてます。
物書きを目指してます!!とかではありません。一時期は目指していたというか、なりたいと思っていましたが、数々の作品を読めば読むほど作家が物凄く遠くにいることを自覚してしまい、いつしか目指すのは止めていました。
が、書くのは好きです。それでいいや、と。
主にどんなのを書くかと言うと・・・・・・それが自分でもわからない。
とりあえず、読んで頂けると嬉しいです。
以上。
天才建築家カー氏の設計した家には窓が無かった。奇抜なその建物は賛否両論、否定派の最大の標的となったのはその家に住む者がいないということだった。 そこでヤン氏が立ち上がった。彼はカー氏の熱烈な支持者であると共に、社会的地位の高い存在でもあった。ヤン氏は家族と共に窓のない家に住むことを決めた。 発表を兼ねたヤン氏の転居は大々的に報じられることとなった。ヤン氏一家はその家で生活を始め、物語は一つの終焉を向かえた。そしてまた、新たな物語が始まった。だが、閉鎖された物語が語られることはない。 そして最後は、全てが無に帰した。
猫と三人の人間が織り成す小さな物語。……とか言うと谷崎を連想しますが全く関係ありません。 人間の汚い部分を可愛らしく書いたつもりです。よければお読みください。
『僕』と『彼女』の短い愛の話。 『彼女』は永久(トワ)の本質を知っている。『僕』は彼女を失ってそれを知る。物理的な時間とは無関係のもの。胸の奥のほうでうずくもの。それでも確かにそこにあるもの。 『僕』は永久の愛と悲しみとともに生きていく。とな。
猫は言葉を理解していない。しかしそれでも猫は語る。猫の語る言葉たちは本来的には意味を持たない。だが、意味はそれぞれ読むものの中で生まれる。言葉が新たな言葉を呼ぶ。意味が新たな意味を呼ぶ。それらが錯綜する。錯綜してまた新たな物語となる。物語は終わらない。
少年少女の青春もの。死んだ二人の男女を想う元クラスメートの二人の間に生まれる新しい恋。孤独や悲哀、死を乗り越え、新たに『生』に向かう物語。