時代ものは、今の世代に見られなくなったり、例え、TV番組などで放映されても、演技に長けた役者が不在という有様。世はそうであっても、文学の世界では如何なる筋書きであろうとも、世代が異なれば容易い事で、後は、不在の役者は致し方ない。 今の世代の役者では、そもそも時代劇其のものを知っているという事は稀で、演じたところで軽すぎるという面が目立つ。せめて、文章として人類に残すことくらいしか期待はできないものと解し、試しに簡単な筋書きを書いてみたのだが、大河ドラマなども地に落ちている昨今で・・はて・・如何に? この後も時代物専門の原作者のものが出尽くしてしまって、世は、ゲーム・漫画・体育好きの者達の世界で、生き残れるか・・時代物?
明治の文豪たちの中で、個人的に好きな作家は、やはり、夏目漱石を筆頭に小説の神様志賀直哉、漱石の弟子であった芥川龍之介その他素晴らしい財産が残れば良いのにと・・。 夢十夜は昭和の作家にこんなふうに言わしめた作品である。「全く関連性のない短編を十も書いてしまうのは、長編を書く事よりも難しい事だ」と・・。
所謂、事件もの。推理サスペンス。 記者が追っていくうちにいろいろな謎が解けて来る。 問題の工場は消失してしまった。其処にあったモネの絵の裏側に図面があった筈・・。 其処で、最後に気が付いた。 もう一枚同じ絵がかけられていたのは・・或る女性の家。 しかし、其の女性はもういないのでは・・?
ショートショートというものは平凡な日常な生活というメニューの中に、何かスパイスのようなものを加えてあげれば出来上がり。出来不出来は其れはあるが・・気にする事は無い。
この程度になるとまるきりお伽噺。お笑い草になる。 子供でも書ける内容で、分かり易いのだけが取り柄という、総じて文学ではないのだが、漫画の世代だから・・と思い・・。 神も仏もいないとなれば、何やら古代から宗教戦争などを起こしているのは何者だという事になる。増してや・・何とか教会?