悴む指先でファスナーを引き、目幅いっぱいまで押し開けた。冷たい合皮の質感にきゅっとお腹に力を入れながら、ざっと視線を走らせる。 およそ2年ぶりに短編小説を書きました。【芸能人M君シリーズ】。 みんな名前は知ってるレベルの人気者が、実は人殺しだったりサイコだったりしたら怖い。 角度によってはミステリーだと思います。
それにしても珍しい。見ての通りのこんな辺鄙な場所ですから。 という始まり方の、実によくある物語です。 ミステリーというほどのものでもないですが、失踪した友人を探し回って辿り着いた場所が……という。 世界観は曖昧。 ちょっと長いので休憩しながらどうぞ。
お決まりの挨拶をして図書館カードを受け取ると、いつもは自動的に機器に向かう右手が静止した。 黒いボールペンで書かれた4つの漢字に目が留まった。どきりと胸が鳴った。 『芸能人M君』シリーズ新しいやつ。 今度はきっと、適切な恋愛ジャンル。 【赤い手帳と無彩の天使】http://slib.net/76875 の続編にはなってるけど、別に読んでなくても独立はしてます。
今回はいわゆる女性向けになったと思います。ほんのり。 芸能人M君シリーズ最新作。 若い男子とおじさんで多少不適切の、それなりにミステリー仕立てです。 いろいろ想像で書いてるところは愛嬌だと思ってください。
差し出された小さな掌に漏れ聞いたのは、過去のクラスメイトの言葉だった。 ――■■■と□□□を区別するの、日本だけらしいよ。 今回は、ミステリーと言えば、まあミステリー。な気がします。 タイトル通り、秋と雨と猫の話。M君シリーズ新しいやつ。
短すぎて概要もなにもないんだけど、強いて言ってもうるさくないなら なぜこんなことをしているのでしょうね? とだけわざとらしく投げかけたいです。
尽想太、27歳。独身。某芸能事務所に所属。 「ねえ、M君」 ただし、裏方として。 ↑と始まるちょこっと軽ミス。よく知らないので想像で書いてるので、許せる人向け。 出だしはさっくり進んでいくよ。