既読:既読

特に意味はない。

『ねた?』0:15

0:18『寝た』

『久しぶりー元気してた?』0:19

0:19『それなり』

『お仕事どう?』0:20

0:20『それなり』

『彼女元気?』0:21
『怒った?』0:24

0:24『なんで』

『いないから』0:25

0:25『そうは言ってない』

『まあ別にどっちでもいいや(*‘ω‘ *)』0:26

0:26『用事は?』

『今どこ?』0:27

0:27『家。ふとん』

『行っていい?』0:28

0:29『帰れ』

『冗談です。俺も今日はおうちなう(。-`ω-) 
 これからはちゃんと帰ることに
 したんだ(・∀・)』0:30

0:32『いいって言ったら来たのか』

『(・∀・)』0:32

0:33『(゚д゚)』

『(*''ω''*)』0:33

0:35『むかつく顔文字やめろ』

『なんか寝れないから
 ゆーくんに絡んでみた』0:36

0:37『俺は寝たいんだけど』

『夜にひとりって寂しいときない?』0:37

0:38『聞けよ』

『寝る?』0:38

0:39『ちょっと目が冴えた』

『寂しいときどうしてるの?』0:40

0:41『普通に寝る』

『寝れないとき』0:41

0:43 『寝たと思い込んだら寝たことに
なるから寝れないときはない』

『はー男前だねえー』0:43
『ゆーくんのおふとんで寝てた
 あのころが懐かしい』0:45
『あれさあ』0:45

0:46『なんだよ』

『なんで入れてくれてたの?』0:49

0:51『得意の寂しんぼかますからだろ』

『ほっとく手もあったのに』0:51

0:52『年下のガキを?』

『ふたつだけ』0:52

0:53『47と45なら同じだけど、
17と15は違う気がする』

『わかる気がする』0:54
   
0:56『またふとんに入りたく
  なってんのか』
   
『入りたくなってるというか、
 隣に誰もいないのが寂しい』0:59

1:00『彼女でも作れよ』

『そういうのじゃない』1:01

1:02『じゃあどういうの』

『(-ω-)』1:04
『俺もよくわかんない』1:06

1:08『なんだよそれ』

『強いて表現するなら、
 プラトニックってやつ?』1:10
『形にしたら誰だって
 真似できちゃうのがなあ』1:13

1:14 『よくわからんけど
真似が嫌なの?』

『そういうわけでも
 ないような
 気がしない
 でもない』1:15

1:16『お前難しいな』

『むずかしいね^^』1:17
『そこでひとつ提案なんだけど』1:17

1:18『なに』

『ゆーくんの部屋って、
 いっぱいぬいぐるみあるでしょ。
 ひとつ分けて欲しい』1:20

1:21『戦利品だぞ』

『いっぱいあるんだからいいじゃん!
 枕元に置いときたいの!なんなら
 こういうロンリネスな夜に、ぎゅって
 してれば落ち着けるし
 ゆーくんの安眠を妨げない(*´з`)』1:23
『ついでに一晩泊めて』1:24

1:24『勝手抜かすな』

『いいじゃんいいじゃんいいじゃん!
 おたんこなす!
 泊めてくれなきゃ玄関でおすわりしてる
 双子のくまさんも一匹持って帰る。
 青いリボンのほう』1:27

1:28『別に双子じゃねーよ』
1:29 『どうせどっちにしろ 
片方連れてくんだろ』

『よくわかったね(*''ω''*)』1:30

1:31『ガキにはかなわん』

『ガキでいれるうちは最大限に
 利用させてもらいます!』1:33
『じゃあまた近々連絡する!
 くまさんとの別れを惜しむがいいよ!』1:34

1:35『言ってろ』

『付き合ってくれてありがとう
 おやすみー(@^^)/~~~』1:36

1:36『おやすみ』

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翌朝、スマホ画面を見返すゆーくん
「あれ(゜.゜)? 形にしたらってどういうアレだったっけ……え……えっ」

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M君おこぼれ。 会話しかない。 たぶん『正常な判断』のどこぞやかの夜。 右寄せやりかたわかんなかった。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-10-21

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