王宮に張り巡らされた通路,通称「蜘蛛の巣」に入るマンガラたち。カタランタの残した「敵を捕らえる」という言葉は気になるが,王宮内目指して三人は進んで行く。
「古文書の間」に入ったマンガラたちは,古文書博士ナブ・エリバに会う。そこで明かされた「輝石」の過去は,パガサが想定してきた「輝石」の過去とはまったく異なっていた。真相を知って,ルーパの民はどうするのか。
「境の民」の素性を明らかにしたカタランタ。しかし,それはパガサに新たな疑念の根を植える。そこへ現れるマクレアの義人。彼らの目的は何で,「輝石」との関係はあるのか。
義人とレボトムス王のやり取りを目撃したパガサたち。地図の意義を問いただしたカタランタに答えようとするパガサ。しかし,事態はある者の出現で急展開を迎えようとしていた。第三部完結
ヴァルタクーンの王レボトムスと評議会議長カプティロの奸計により,身柄を拘束されたパガサたち。彼らは甲冑に身を包んだ衛兵たちの手によって馬車に放り込まれる。その向かう先は「議会都市」と呼ばれるチェルソゴだった。
一話完結です。「夢を震わす大きな音がして目が覚めた。布団の足元の高いところが,ぼんやりと明るい。あそこには仏壇があり,誰が火をつけたのか,灯明が橙にそこだけ染めている。「かなこが。わたし,かなこを。」…
一話完結です。「もっと奥へ,もっと奥へ。そう言う声が聞こえたので,わたしはiPhoneに映ったキャラクターを,先へ先へとひと差し指で引っ張った。長い隠し通路に入ってしまったようで,周囲はまったく見えなくなった。光の矢印と,薄ぼんやりしたドット絵が…
決裁保留所に閉じ込められたマンガラたち。そこに現れたブッフォは統治者機構の目的を明かす。解けてゆく「輝石」の謎。パガサはついに評議会議長カプティロに詰め寄る。