この世に生れてから去るまでの間に、人は何を残すのだろう。 残された人達の記憶だったり、愛憎の感情だったり、 さまざまな記録や業績だったり、命だったりするのだろう。 そして・・・いずれ、その人たちも、自分の思いを残った人に伝えて、去って行く。 そんな連鎖の永続性を思いながら書いてみました。
家族のありかた、つながりを模索する中で、離婚、結婚、誕生、死など 様々な問題を越えていく家族のストーリーです。 父親としての生き方、夫としての生き方、 人間として自分の子供に対して残してやれるものは何か? そんな事を考えながら読んで欲しいお話です。
恋愛から結婚に踏み出す一歩は? 自分の人生の岐路で揺れる心 結婚や出産という人生の選択 過去を乗り越えて先に進む男と その男に惹かれる女のピュアなラブストーリーです
人の命。 命を持たない自然。 それを比較した時に、 大いなる自然の営みに畏怖する瞬間が有る。 しかし、その雄大さを前にしても、命の儚さを想っても、 なお自分の命に重みを見出すのも、また人の営みだろう。 言葉で描きつくせない光景を、何とかイメージとして作り上げようと、 言葉を紡いでみました。
看護師の芽衣は、職場でふとしたことから見舞い客の祐一と知り合い、付き合い始める。 祐一と芽衣は、それぞれの思いをシンクロさせながら、やがて良い関係を作りあげる。 そして、春の公園で、芽衣と過ごす祐一は・・・
高校生の菜実と観鞠は、学園祭のステージに憧れ、出場を目指す。 まずは軽音楽部を作って、メンバーを集め、活動実績を認めさせ・・・ と、着実に目標のステージに向かうのだが。 教師トリオが参加表明したり、おかしなライヴハウスのマスターが登場したり 校長の過去が暴かれたり、観鞠の姉(と観鞠)の超能力が発揮されたり・・・ 波乱のスタートから、『軽音総選挙!』を勝ち残って 本番のステージに立つ事が出来るのか?
軽音楽部の柳川くんは、部のメインのギタリストだ。 学園祭で注目され、 部内では三年生引退後の大黒柱として期待され、 下級生からもあこがれの的となり・・・ でも、どんなに期待されても、柳川くんは柳川くん。 実力以上の活躍が出来るはずもなく、 今日も、一生懸命、大騒動を演じてます。 (自分ではそう思ってないけどね)
軽音楽部も出来てから一年。今日は卒業生を送る会。 このところ同じクラスの彼氏も出来て、 楽しい毎日を過ごしている菜実ちゃんは 今日も朝からハッピーな気分。 前作で登場した柳川くんの彼女も再び登場! ベタ甘の学園ストーリーです。
ロックバンド「テトラ」。 アマチュアバンドとして安定した活動をしていて、現状に満足しているのだが、 ベース弾きの岳彦には、メンバーに秘密にしている悩みが有った。 バンドの方向性、人間関係と別離に悩む岳彦の取った方法とは?