山ガールの比路未に誘われて、初めて山に登った誠一だったが、 山頂で意外なアクシデントに遭遇する。 週末のピクニックはどんな展開になるのやら・・・
会社への通勤路には高校が有り、ちょうど高校生の通学時間に通りがかる。 何年も同じ道を出勤していても、窓の外の風景は季節毎に、年毎に、変わって行く。
遊ぶ事をメインにしたサークル活動で、僕は彼女と良き時代を過ごした。 日々を刹那に楽しんだあの頃。それは今思い返すと、真夏の灼熱の日々のように 若さを燃やしつくした季節でもあった。 そして、それは彼女の死によって突然断ち切られた想い出でもある。
ネオテック工業甲府工場長が、勤務時間内に工場内で撲殺死体となって発見される。 この工場は、会社全体の赤字のしわ寄せで閉鎖される事になっていて、従業員側と会社側の話し合いが行われている最中だった。 会社側の代表として工場閉鎖の先頭に立っている工場長は社員から恨みを買っている。 容疑者は当日勤務していた三百人!
とあるホテルの一室で不倫カップルの心中遺体が発見された。 最初は単なる心中事件と思われたのだが、捜査が進むにつれ さまざまな不審点が浮かび上がってきた。 殺人? 密室殺人? 犯人は? 犯行方法は? (ストーリーの進行上、情交に関する描写やセリフが出てきます。 良い子の皆さんは読まないようにしてください・・・(笑))
高速道路のサービスエリアで、トラブルに巻き込まれ死んだ老人。 身元を示すものは何一つ無く、どうやってここまで来たのか、足取りも判らない。 しかも、ポケットに入っていたのは帯封の付いた札束。 いったい彼は何者なのか?
大学生だった夏、私はバイクを駆って広島へと旅をした。 八月六日の平和を祈る式典に参加するのが目的だった。 しかし、そこで見たものは、重い現実の姿だった。 平和の式典に、様々な思惑や考え方が交差する。
人の死は誰しも一度は迎えるものです。 ある意味では卒業のようなものでしょうか。 死を悼むと同時に、卒業を祝うのとおなじような気持ちで 送ってあげるのも、必要なのではないでしょうか。
せっかく週末の予定を空けておいたのに! 恋人が急な仕事で会えなくなってしまった知美は、一人きりの夜にココアを飲みながら素敵な計画を思いつく。 ポットにココアを詰めて、車のキーを手に取って・・・
文彦と知美。成り行きで一泊のお出かけとなってしまった二人は、 泊まった部屋で素敵な一夜を過ごす。それは、それぞれの胸に 大事な決心をさせる機会にもなり、二人とも満足して、幸せな結末が訪れる。 大人の真剣な愛を描く、純愛官能小説。 前作「あなたとココアを」の続編ストーリーです。