「…約束だからサヨナラは言わないね…」と、真っ赤な目をして涙をこらえ強がる彼女は、ボクのポケットにスッと何かを入れ「バイバイ」と、振り向くと行ってしまった…。※続きは本文へ。
『女の子』シリーズまとめ。 【手紙】誰も居ない部屋に帰る…。『お帰り』なんてここ数年聞いた覚えが無い気がする…。 【休息】毎日毎日同じコトの繰り返し…。何故か、そんな自分が他人のように思えてしかたなかった。 【ルージュ】大人になりたい分けじゃない。だからと言って子供でいたい分けでも無い。※続きは本文へ。
学校が終わりタケトは屋根のある停留所でバスを待っていた。「雨降りそうじゃない?」と隣で見覚えのあるセーラー服を着た少女に世間話程度の気持ちで話しかけてみた…。※続きは本文へ。
自分が障がい者である事から周りの生徒を避けるようになってしまった主人公。誠が昼休みの屋上で封筒を拾うところから物語は始まる。高校最後の一年を乗り切る事しか考えていなかった彼と偶然隣になった天真爛漫な少女、さくらと出会い、翻弄される中で誠はさくらに『小説のモデルなってくれない?』かと頼まれる。自分が障がい者だから頼まれたのだと思い誠はさくらの頼みを断ってしまう。さくらが誠を選んだ理由とは......