人の世にすまう人ならざるもの、狼男とヴァンパイアの、少しだけBL要素も含めた異種族同士の友情物語。
生まれたときから私の傍にいた従兄の菖之弼。私たちは恋人でも夫婦でもない。ただ、愛に似たなにかで結ばれている。とある男女の数十年間と、いつかは滅ぶ気怠いこの夏の午後。
ロイドらがスピエルドルフに戻る一方、ラクスらを巻き込んで進んでいく教皇の計画。 その協力者には意外な人物がいて―― そして邂逅する狂気の科学者たち。双方の利益の為、彼らは――
1988年の境トンネル多重衝突炎上事故を基盤にしていますが、登場人物・事象とも全くの創作です。
選挙が間近に迫り、立候補するかどうかを悩むロイドだが、とある生徒会長立候補者の登場によって事態は急転。 そして行われる学院におけるロイドの評判調査。これによってロイドのとんでもない現状が明らかになる。 一方、デルフの招待によってやってくる他校の生徒たちだが、その中にはとある生徒と因縁のある生徒がいて――