古い城の庭に生えた二つの赤い小さな茸とザトウムシ。
茸と鼠のあやかしの世界開幕。幻想物語「幻茸城、げんじじょう」の第一序章。
一話ずつは短いものを、ジャンルごった煮で詰め合わせる予定。
私が選んだのは「突っ切る」ことだった。 怖くても進むしかなかった。 何も見えない暗闇の中、一歩を踏み出す勇気を描いた物語。 ・・・と言うほど大袈裟な話ではございません。