颯太(そうた)とカノの梨恵(りえ)、凱揮(がいき)とカノの光子(ひかるこ)の4人のY大横須賀キャンパス仲間。 光子(ひかるこ)が幼馴染の亮輔にお熱というウワサが立ったころから、凱揮は彼女に冷たくなる。 実は凱揮には口にできない秘密があったのだ。 心を痛める颯太と梨恵。 亮輔は強引に光子(ひかるこ)に迫る。 凱揮の秘密とは何なのか・・・。 恋愛ものです。
古典落語の「死神」に着想を得た、「平成版死神」です。 オカマ爺さんの死神が、八っぁんに騙され、寿命のローソクを取りかえられて死んでしまう。 それを恨んで亡霊となって現れたものの、またもや八っぁんの機転でドタバタに…。 みなさんも亡霊が出たら題目を唱えましょうw
「どんづまりに小屋掛けしてはいけない」と言われる忌み地に、テント泊してしまった釣り人の悲惨な末路。 日本の古くからの伝承は意味のないことではないのだ。次々と現れる魑魅魍魎やヒル。自然には感情はないが意思はある。 恐れよ!!!
平安末期から鎌倉前期を生きた、先祖の話です。 上毛(今の群馬県)に所領を持っていた殿さまでした。 ご先祖様もおれ同様、純情でフェミニストであったようです。
はたちになった女子大生のひとりの日常。彼ができるまでの静かで情緒的な物語です。 また、オニャニョコが出ちった。クスッ。だけど、おれ、やっぱり「幻夢現無(げむげむ)」みたいな人殺しの話を書きたいワ・
東京盆(7月盆)の情景です。寺の一角に設けられた『まこも棚(施餓鬼棚)』の、盆入りから盆明けまでの風情です。 もう、季違いですが、おれの希死念慮の発作はこうした寂光土に住したいがため、つまり、成仏したいがためのようです。 「死にたい病」全開作品ですが怖いものではなく、しっとりとした秘めやかなものに仕上がっています。
冒頭はミステリー・タッチで行ってみました。災害は忘れたころにやってくる。 みなさん、千葉沖のスロー・シュミーズ、いや、スロー・ストリップ、もとい、スロー・スリップには十分気をつけましょうね。
今、嘲笑されてる『hinomaru』の作詞があまりにヒドイ。 口語体・現代文・文語調がゴチャ混ぜのメチャクチャww 日本人はあんなモノ書かない。 だから、【日本語訳】してみた。 同じことを日本人が書けばこうなるよ。 品格と言葉の練熟度が全然違う。
雪という生の言葉を、会話以外に使わずに雪の日を表現しました。 高3の「駿輝(しゅんき)」と「由宇香(ゆうか)」の青春の一コマ。2人の揺らぐ心をお楽しみください。 前作「げむげむ」で首尾よく自分をぶち殺せたので、思い切りオニャニョコしてみたんスけどね。ウフッ、くねっ。 「死にたい病」の発作なくして書いた、記念すべき第一作です。 我ながら別人のようなタッチだと思います。
今まで10作品以上を書いて、一番苦しんだかな?? 誰もの心に内在する、甘ったれた自己愛からくる『希死念慮』を、他人様に理解できるようなカタチにすると、おれの場合はこうなる。極めて個人的なこと。 100人いれば100通りの書きざまがあるのだろう。