森日向は大学で知り合った猫田さやかとやっと告白し恋人になれた。 だが、さやかは両親を亡くしたショックで記憶喪失になってしまった。 日向の事も恋人であった事も忘れてしまった。 日向は懸命にさやかに尽くし友達として接していく。
僕は毎日、宿題を忘れてしまう。でも、それには理由がある。悲しみを抱えた父、イモ虫とカエル、それは蟻の行列のようにくねくねとして一列に繋がっている長い物語なのだ。
トランペットを演奏することと、指揮をすることに熱中している夏野甘奈という大学生。ちょっと口は悪いけれど、おおらかで明るい性格の彼女は周りからの信頼も篤い。母校の中学校の吹奏楽部の指揮者を任されて三年目の夏、ひょんなことから訪れた楽譜倉庫で、一枚の古い楽譜に出会うが、その楽譜には誰も知らない「呪い」が封じ込められていた……。
東京で暮らし始めた新社会人の男性は、毎朝憂鬱な気持ちで出勤している。梅雨どきの地下鉄でオフィスの最寄りの駅までたどり着くと、彼は奇妙な人物を一瞬目撃する。
だって一ノ瀬さん僕と違ってイケメンだし。背は高いし、お客さんの受けもいいし、僕の届かない範囲のものまで楽々手が届くし、僕の見えない店の奥まで見渡せるから、一ノ瀬さんがいると万引きの被害もないし、それに、西日が差し込む時には日よけにもなるし、それに、それに……
Twitterのタグで考えた作品です! #リプで来た単語を使って長文を作る 以下が頂いた単語です。 くま、耳鳴り、いいと思う それいけ!、すりおろしりんご、児玉 アソパソマソ、スカルプD もんどりを打つ 君じゃなきゃダメみたい 救心、ドナルド、コリラックマ 初見です、ファーファ、いむ ゆるキャラグランプリ 皆さま有難うございます!
土曜日の午後、図書館で京橋茂と立嶋琴音が葛木菜由子に勉強を教わっていた。 葛木が立嶋に数学を教えていたが、立嶋は全く理解できていなかった。それを茂も横で聞いていたが、葛木の教え方に問題があるように見えなかった。 二人は、立嶋に助言をするのだが、全く成果は得られなかったので、立嶋に教えることは諦め、下校するのだった。