シリーズ第五弾。https://slib.net/100529の関連作品のつもりですが、別にこれだけ読んでいただいてもかまいません。ツイッターで一秒おきに「タヒね」ってつぶやく先輩の話です。
現在、世の中では不正行為がありとあらゆるところではびこっています。時には選挙。時には試験。数えるにもキリがありません。 今回は、とある高校を舞台にした不正行為に関する物語。内容はフィクションですが、不正行為は絶対にしないでください。 (作者の私も他人のことが言えませんが…。)
王の台地を取り囲む4の地方をもつ多種族国家、スピランザ王国。 遥か昔、滅びの危機を迎えたこの国は時を同じくして生まれた四精と呼ばれる精霊たちによって王政が復活。10の種族を取り纏める大国へと成長し今日まで平和を保ってきた。 しかし主人公、ララとかつていたはずの11番目の種族、そして近年問題視されている自然災害・ティフィーネ。三つの因果が明らかになるとき時代のうねりは大国の未来を大きく動かしていく。