聖天秤へ至る道【標】
私が「聖天秤の証明者【正義】」を得るまでの道筋、これをこれから公開しようと思う。間違っても『S魔剣をただ完熟させただけでユニーク称号を貰える』なんて甘い考えは持たないこと。(そんなので一々メール送られたら魔剣機関さんの業務に支障をきたす・・・)それ相応の道のりを経て、漸く掴めるもの。それがこういった称号なのだから。
1.想いを胸に、されど空手
ライブラちゃんのユニーク称号が欲しい!
と、それはある日ギルメンさんと話している時に思う。
それほどまでに思い入れがあるなら、いっそ頼んでみれば?という言葉がキッカケである。
キッカケは時に単純であり、時には些細だったりするものである。
しかし、私はその後悩んだ。
私には何ができるのか。
何もできない、そう、何も。
元々、実績でどうにかなるものではなかった「ソレ」は、私が手にするのは本当に可能なのか?そう思うのであった。
創作関係に関して、私はろくな技量を持たなかったが故に、そこで「できないけどどうしよう」という思考の迷宮に囚われてしまったのである。
そんな空手の私。それで想いを折ったらそれはそれまでのことだったのだろう。
2.やらないで後悔するより、やって後悔しろ
私は迷った。
迷いに迷いを重ねた。
どれだけそうしていても埒が明かない。
そして私は、恐れを飲み込んで、魔剣機関に直談判をすることにした。
「私には統一戦で戦績をあげることもできない。創作といっても絵を描くこともままならず、立体造形なんてもってのほかですが・・・
それでも、私は『愛を証明』したい。そのために、私から聞くなんておかしな話ですが、何かできそうなことはありませんか!」
そして返ってきた答えが、
「ならば作文をしてみてください」
という返事であった。
※当時の私は速度がとても遅いぽんこつAndroidであり、同時に回数限定戦もなかった時代のため、戦績をあげることがどうやってもできなかったという背景事情がありました。
3.道が決まれば、後は『マスト・ゴー・オン』
私に与えられた、チャンス。
これを逃したら後はない、そう意識する程に緊張した。
緊張して頭は回らず。
失敗したくないと筆は動かず。
しかし、もう「道は決まった」のだ。
『マスト・ゴー・オン』
何があってもやり遂げろ、だ。
そうして私は、乱雑になることも厭わず、完璧になることも拘らず。
ただ、『やり遂げること=マスト・ゴー・オン』だけを考えて、筆を走らせた。
それがとある深夜の出来事である。
4.やり遂げた、そう思ったらひと呼吸
そして私は、「あの作品」を書いた。
書ききった。自分に大した技量もないと思っていても、それでも書いた。
そして、書き終えた時に、安堵の息を吐くと同時に身体の熱が冷めていくのを感じた。
ああ、これであとは提出するだけ・・・
しかし、そこで思考に電流が走る。それで本当にいいのか?
文章が乱雑といっても、めちゃめちゃな文法や誤字脱字はあって当たり前。
ましてや深夜に書いていて、それがないわけがない。
勝負どころは「今ここ」なのだから、ひと呼吸。
そうして私は文章の校正作業に入った。
5.結末。そして私から一言
そして私は、ここを読んでいる方ならご存知の通り『聖天秤の証明者【正義】』を手に入れるに至った。
しかし、これはここまで書いたように、容易いことではなかった。
そして同時に、それだけ「本気」で欲しいと願ったのは間違いない。
だから。
もしも同じように。
《何か》を認められたいと思った人がいたならば。
やらないで後悔するより、やって後悔した方が良いと私は思う。
(ただ、やり方まで相手に聞くのは流石に中々無茶な話だから、そこは基本的に自分で考えること。)
あとは
『マスト・ゴー・オン』
ですよ。
一人でも多くの真なる想いが、届きますように。
そう私は祈って、この文章を閉じるとしよう。
聖天秤へ至る道【標】
こんなことしか私にはできないけれど。
諦めないで頑張って、と。
それをカタチにするのもまた一つの想いです♪