内装工の私は仕事仲間のS氏と共に、お互いの住まう大阪と京都から神戸市須磨区の建設現場に来ていた。初日の作業を終え現場近くの宿舎に泊まり二日目の夜明け前、激しい地震に遭遇する。恐怖の時間から解放された二人が目の当たりにしたのは、激震に打ち砕かれた神戸の街の光景であった。その神戸から自宅に戻るまでの苦難の道程。二昼夜の二人の行動を書き記した体験記である。
人類の退化が現実のものとなっている。 知能指数は気にする必要は無いが・・105とは・・昔のこの国の平均は110以上あったと思うが。 あくまでも、傍観者である我々は、只管憐れ、と、感ずるばかり。 春に災害・約二年後に不動産価額の下落・世界不況は世界各国が気が付かないうちに十年続くだろうが、其れでも気付かないのかも知れない。大国が三国。 其のうち、USAという誠に愚かなたった一国の交渉力の無さのお陰で世界中が足元をすくわれている。其の一国も内部が分裂するのもそう先では無い事を自ら知る由も無く、只管憐れ。弁護士は肩書だけの無能な輩にも死相が窺えるが、first・middle・Last・・そう其のLastnameに「B」の字が含まれており・・更に「B」が先頭に位置すれば・・誰かは・・自ずと知れる。
〈2136年。人類は、超能力者の製造に成功した。〉 脳内に超小型のメモリーチップ「BAG」を埋め込んだことにより、彼らは超能力者となった。しかしそれを危険視した政府に、ある街へと収容されることに。 それから約8年。 人権すら奪われた彼ら「能力者」は、今日もこの街で生きていく。
SFでダークファンタジーな日常系のバトルものを目指した結果です。テーマは『規則と反抗』。 舞台は近未来、もしくは“ありえたかもしれない現代“。正体不明の『外敵』に対抗するため、人々は『魔術』と『魔術師』を作り出した。これは人として生まれ魔術師として生きる少年少女の物語。 副題は『いつか、至るべき場所へ』